正しい節税のポイントとは?

フリーランスで働く人にとって切っても切れない関係とも言える確定申告。
源泉徴収票の内容を入力し、報酬額だけを計上するよりも、経費も申告したほうが節税することができます。
身近なものでいうと、パソコンや、制作に必要な機材、ソフトウェア、仕事用の携帯料金、プロバイダとの契約料、クラウドサーバー料金、などが代表的な経費です。
確定申告には白色と青色があり、青色申告を利用すると30万円未満の備品も一括で経費計上できます(白色だと10万円未満)。
これを使わない手はないでしょう。

ふるさと納税という特定の地域への寄付で節税する方法もあります。
収めた金額のうち2000円は自己負担となりますが、それ以外の金額は控除可能です。
この制度は年収がある程度把握できる職業の人であれば問題ありませんが、収入によって控除の上限が変わるため、フリーランスの人にはどこまで対象になるのかがわかりにくく、12月ごろに駆け込んで寄付する人も少なくありません。
返礼品として豪華なものをもらえるものもありますが、節約をしているわけではないので特に気にしなくて良いでしょう。

節税案を取り上げてきましたが、確定申告で何よりも大切なのは決められた期日までに、正しく申告することです。
3月15日(土日祝日であればその翌日まで)の提出期限に間に合わないと課税対象になります。
さらに青色申告の控除額が減ったり、それが続くと青色申告ができなくなる可能性があるため、期日は守るようにしましょう。